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虫の影 [昆虫日記]

昆虫を夢中で接写していると知らないうちに
その昆虫の影が写り込んでいたり、
またその影がなかなかの趣を
演出してくれたりします。

i 016_R.jpg
カメムシの仲間です。
撮影中はまったく影があるとは
気づきませんでした。
寒くなってくるとロッジ長蔵の中に大挙して
押し寄せてくる困り者です。
カメムシは臭いというイメージがあります。
もちろん実際臭いです。
腹部の中脚と後脚の間に臭いを出す
場所があります。
人間で言うと脇腹の辺りでしょうか。
ただ、全てのカメムシが臭いわけではなく、
中には突っついてもあんまり臭くない者も
います。臭いをほとんど出さないのか
またはその臭いが人間にはあまり感じない
成分なのか、そこのところは良くわかりませんが、
臭くないカメムシなら恐れる必要はありません。
ただ、虫の嫌いな人にとっては
それ以前の問題なのでしょうが。

h 226_R.jpg
カゲロウの仲間です。
ロッジ長蔵近くの夜間の工事現場の
明かりにやってきました。
虫の形は複雑なのに角度によっては
こんな直線的な影になるのだなあと
不思議に感じました。
翅(はね)が透けているので
影まで透けています。これまた妙です。
カゲロウは成虫の期間が長くても数日と
非常に短く、儚いものの
代名詞にもなっています。
幼虫はきれいな川に住んでいるので
カゲロウがいるということはそれだけ
恵まれた環境だといえるのでしょうが、
渓流釣りの人にとっては幼虫も成虫も
岩魚や山女の最高の餌としての
印象が強いのではないでしょうか。

ラストはカミキリムシ二匹の登場です。
個人的にカミキリムシは絵になる昆虫の
№1と思っています。
仮面ライダーのカミキリキッドも
素敵なフォルムでしたし、
あの初代ウルトラマンを倒した
宇宙恐竜ゼットンはゴマダラカミキリが
原型になっていると思われます。
画像 721_R.jpg
まずヒゲナガゴマフカミキリです。
鳩待峠と山の鼻を結ぶ木道で発見です。
それにしても見事ですね。
もう何もいうことはありません。
長い触角の影までしっかりと映っています。
もう、かっこいいの一言です。

j_R.jpg
ムネモンヤツボシカミキリと思われます。
ロッジ長蔵の壁にへばりついていたのを
捕獲しました。
白い紙の上に乗せていろんな角度で
撮影していたら、丁度夕方だったので
素晴らしい影を映し出してくれました。
この写真は私の今年の昆虫ベストショットです。

シーズンの昆虫少年日記はこれで最後になると
思います。
訪問、誠にありがとうございます。



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奇妙な形の昆虫たち [昆虫日記]

地球上には数限りない生物が生息していますが、
その中でも昆虫は種類で他を圧倒しています。
そうなると当然面白い形の昆虫も必然的に
現れてきます。

h 080_R.jpg
これはテントウムシの仲間の幼虫と思われます。
真っ白い色で私を見つけてくださいと
言わんばかりです。
この幼虫をじっと見ていて気付きました。
三葉虫に似ているなと。
三葉虫といえば数億年も前に世界中の海に
どっさり生息していた生物です。
三葉虫もたくさんの種類がありますが、
その中にこのテントウムシの幼虫に
よく似た奴がいます。
大きさこそ随分と違いますが、太古の昔の
生物と現在の生物が良く似ているというのも
なんだか不思議な気がします。

c 138_R.jpg
カマキリモドキの仲間です。
ロッジ長蔵に迷い込んできました。
なんとも奇妙です。
大きなカマを持っていて頭も三角形で
そこだけ見るとまるでカマキリです。
しかし弱々しい透明な羽もあります。
カマキリと何か別の昆虫を合体させたかのような容姿です。
分類的にはカゲロウの仲間になります。
なるほど、羽だけ見ればクサカゲロウにそっくりです。
しかしやはりこの大きな鎌があるだけに小型の昆虫を
食べる肉食のようです。

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ワタアブラムシの仲間の幼虫です。
それにしてもやたら小さいです。
私の爪の先端にちょこっと乗っかっています。
この白い物は蝋(ろう)物質のようです。

画像 116_R.jpg
そのワタアブラムシの仲間が成長して
大人になるとこんな感じです。
やはり数ミリと小さいのですが姿だけ見ると
どこか別の星からやって来た生き物にも
見えてきます。

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正直、こんな形の虫を私は始めてみました。
まるでエビのようです。
何かの幼虫だろうとは思ったのですが
皆目検討がつかず群馬昆虫の森で
教えて頂いたところ、ヨコバイの仲間の幼虫とのこと。
ヨコバイといえば、半翅目のセミやカメムシの
グループに属します。
それにしてもヨコバイは日本人にとっては
招かざる昆虫です。
ツマグロヨコバイは稲の大害虫ですし、
ツマグロオオヨコバイもミカンやブドウに
悪さをするようだし・・・。
ヨコバイは不完全変態(蛹の過程がない)
です。不完全変態の昆虫は成虫と幼虫の
形が似ていると言われています。
例えばバッタやカメムシなどですが、
このヨコバイの幼虫はお世辞にも
成虫と似ているとは思えません。
ではどんなヨコバイなのだろうと
ネットで調べてみたらいました。
ブチミャクヨコバイ亜科の幼虫が
どうやらエビ系であるとのこと。
写真も良く似たものがありました。
それにしてもやっぱり写真だけ見ると
エビですよね。
なんだかとても美味しそうな色もしているし。
世の中、私の知らない形の虫が
まだまだたくさんいそうです。

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メタリックな奴ら [昆虫日記]

昆虫の世界には、なんでここまでするの?
という奴らがいろいろいます。
体の色が必要以上にキラキラするのも
そのひとつです。
何か意味があるのかなと思ったりもしますが、
案外意味なんか何にも無いのかもしれません。
ただキラキラしたいから。
虫にとってはそれで十分だし、見ているこちらも
綺麗なだけで十分です。

i_R.jpg
アオハムシダマシと思われます。
第二長蔵小屋の前で撮影しました。
ハムシに似ているハムシダマシいう
虫がいて、その虫の仲間なので
アオハムシダマシという名前が付いたのではないかと
推測していますが、当の本人は騙すつもりなど
まったく無いわけであり、「だます」などという
名前には大いに異議を唱えたいのではないでしょうか。

i 018_R.jpg
アカガネサルハムシです。
こちらはれっきとしたハムシです。
図鑑でしか見たことが無く、こんな綺麗なハムシを
いつか見てみたいものだと思っていたら、
運良く今年実物を見つけることが出来ました。
ロッジ長蔵の駐車場横の草むらです。
こんな近くにいたとは、まだまだ観察力が足りないなと
痛感させられました。

i 021_R.jpg
ドロハマキチョッキリだと思われます。
形を見てなんとなくわかる方もいるでしょうが、
オトシブミの仲間です。
ただオトシブミのように葉を切って
巻いていくのではなく、枝に切れ目を入れて
葉っぱをしおれさせてから巻くらしいです。
(私はまだその現場を見たことがありません)
枝をチョッキリと切るのでチョッキリという名が
付いたようです。
こちらの名前は生態がわかり、表現にも
面白味があって個人的には大好きです。
尚、チョッキリの仲間には
ブドウハマキチョッキリ、モモチョッキリ
なんて名前の虫もいます。
チョッキリはなかなかグルメです。

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ハエの仲間です。名前はわかりませんが
そんなことはこの際どうでもいい凄さです。
ウルトラアップでの撮影です。
これまで何度もこのハエを撮影していましたが、
よく動くし、大きさも5ミリにも未たず、
なかなかちゃんとピントの合った写真
撮れませんでしたが、今年やっといいのが
撮影できて大満足です。
そしてその姿をちゃんと確認してびっくり・・・。
見事にメタリックでキンキラキン。
しかも体は筋肉隆々のマッチョだったとは・・・・・。
シュワルツェネッガーも真っ青です。
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クワガタムシ~昆虫一かっこいい奴 [昆虫日記]

9月になり昆虫の姿もずいぶん少なくなってきました。
これからは今年紹介できなかった昆虫達も
登場してもらおうと思っています。

クワガタムシは虫好きの男ならいくつになっても
憧れの昆虫です。
今年もロッジ長蔵の明かりなどに集まってくれました。

k 002_R.jpg
これは多分コクワガタのオスだと思います。
中にはクワガタのメスなんじゃないの? と
思われる方がいるかもしれませんが
オスなのは確かです。
それほどに大あごが小さいです。
クワガタムシの大きさやあごの形は幼虫時代の
栄養の状態によって変わります。
私もこれまでに数多くのコクワガタを見てきましたが
これほど小さいコクワガタを見たことはありません。
図鑑や昆虫の森の標本やロッジ長蔵の周囲で
これまでに捕まえたクワガタの種類から想定して
コクワガタだと思っていますが・・・・
それにしても本当に小さいですよ。
普通のメスより圧倒的に小さいですから。

k 001_R.jpg
これはアカアシクワガタのメスです。
このクワガタ、ロッジ長蔵に来るまで
私は見たことがありませんでした。
その名の通り体をひっくり返すと赤いのが特徴です。
以前はよくロッジ長蔵の周囲で見ることが出来た
クワガタですが最近はめっきり減ってきた
のかもしれません。今年はメスを2匹
見つけただけでした。

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見事なミヤマクワガタです。
私が個人的に一番好きなクワガタです。
大あごが素晴らしいです。大きさも6センチ
以上ありました。北海道には7センチ以上の
ミヤマクワガタもいるようですが、
この辺りではこのミヤマは相当大きい部類に
入ると思います。
もう一匹5センチほどのミヤマのオスも
捕まえましたが喧嘩ではまったく歯が立ちませんでした。
去年は一匹もオスのミヤマを捕まえることが
出来なかったので今年はとてもいい年でした。

k 004_R.jpg
クワガタの大きな特徴は大あごなのですが
私はなぜか触角が気になります。
皆さんはあまり気づいていないかもしれませんが
とにかく大きいです。
これはミヤマのオス触角ですが他の種類の
クワガタもほとんどが大きいです。
(1枚目の極小コクワの写真では触角が
小さく見えますが、これは私が手に取って
警戒した為に触角を畳んでいるだけで
ちゃんと伸ばせば長いです。)
この触角をじっと見ていると私は、街角で
たまに見かける若い女性の自己主張が
強すぎるほどのどでかい付けまつ毛
思い出してしまいます。

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オニヤンマ~高速の貴公子 [昆虫日記]

今年は本当にロッジ長蔵に私好みの昆虫が
いろいろ飛び込んできてくれます。
オニヤンマまでやってきてくれました。
私の目の前を一瞬にして通り過ぎる姿が
颯爽としてかっこいいです。
ちなみにトンボは昆虫の中でも最高の
飛行技術の持ち主です。

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オニヤンマの魅力はいろいろありますが
まずは大きさでしょう。ご存知のように
日本最大です。私は小さい頃よくギンヤンマを
捕まえましたがオニヤンマの大きさには
全然かないません。
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これはお尻の先端が二つに分かれているので
オスと思われます。

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目のエメラルドグリーンも魅力のひとつです。
まあとにかく大きいです。
顔のほとんどが目だと思っても
いいのではないでしょうか。
少女漫画も真っ青です。
この複眼の中には1万個以上の個眼があるようです。

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トンボはとにかく食欲旺盛です。オニヤンマも
ガ、ハエ、アブなどを食べます。大きく口を開いて
むしゃむしゃと。
私もギンヤンマに指をかまれたことがありますが
ものすごく痛かったのを覚えています。
オニヤンマならそれ以上でしょう。
ネットには血が出たなんて記事もありますし。
それから顔で案外気づかれてないのが
触角ではないでしょうか。眼の両側から
ツンツンと小さく二つ生えています。
カミキリムシのように目立ちませんが
やっぱり昆虫なので一応ちゃんとあるんですよ。


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タテハチョウ三羽烏 [昆虫日記]

タテハチョウの中でも特にきれいだなと個人的に
思っているルリ、キベリ、クジャクがロッジ長蔵に
舞い込んで来てくれたので紹介します。
今年はいろんな昆虫がやってくるので楽しめます。

画像 917_R.jpg
まずはルリタテハです。実際はもっと黒っぽく
見えるのですがフラッシュを使って撮影すると
瑠璃色がよりはっきりと鮮やかに現れます。
樹液を吸うようですが動物の糞にも集まるようで
食生活に少々問題があります。

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キベリタテハです。3匹の中では一番大きくなります。
その名の通り黄色い縁取りがあって、
その内側に青っぽい斑点がありますが、
なんといっても特徴はワインレッドの羽の色です。
とても品があり素敵ですが、これまた樹液の他に
糞にも集まるようで食生活の改善に期待します。

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最後はクジャクチョウです。
説明の必要は無いと思いますが、クジャクの羽
のような鮮やかな丸い模様が目を引きます。
英語でもクジャクを意味するピーコック・バタフライ
と言うようです。
ウィキペディアによると大きな斑紋は鳥などの
天敵から身を守る役目をしているらしいとのことです。
見方によってはかえって目立ってしまうような
気もするのですが、それはあくまでも人間の感覚で
実際は天敵をそれなりに驚かせる効果が
あるのかもしれませんね。

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ところが羽の裏はとても地味で
かなり黒っぽい色をしています。
こちらも樹液を吸いますが、この色だと
立派に樹皮に紛れ込んで擬態できるような
気がします。
尚、ルリタテハもキベリタテハも裏は
相当地味です。
この3匹を見ると、派手な生活をしているようでも
実際はこつこつ堅実にお金を貯めている人を
連想してしまいます。

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ハッチョウトンボ~日本最少 [昆虫日記]

子供の頃、このトンボの写真を見て、
「こんなに小さいトンボが本当にいるのだろうか?」
と疑問に思っていたのですが、実際に見つけた時、
想像していたよりもさらに小さくて
「おおっ!」と驚いたのを今でも覚えています。
それほどに印象深いトンボです。

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ハッチョウトンボはロッジ長蔵の近くでは
尾瀬ヶ原に生息しています。
ただし尾瀬ヶ原のどこにでもいるという
わけではありません。
草丈の伸びた所や、イトトンボがいる
池塘(高山の湿原や泥炭地にある池沼)にも
いなくて、水が浅く浮いた場所、具体的に言うと
モウセンゴケが生えている場所にいます。
ですからハッチョウトンボを見つけるには
モウセンゴケのある場所をよく観察することです。
私の指と比べてもらえると判ると思いますが
本当に小さいです。体長が約20mmですから
1円玉とほぼ同じ大きさです。
「ありえない!」と感じられるでしょうが、
これが実際ありえるんです。

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ウィキペディアによるとハッチョウトンボの名前の由来は
昔の地名、矢田鉄砲場八丁目
(現在の名古屋の矢田川付近と見られている)に
生息していたことかららしいのですか、
もしこれが仮に七丁目や五丁目などでは
こうはいかなかったのではないでしょうか。
八丁目からのハッチョウという響きのよさが
決め手だったのではないかと
勝手に想像してしまいます。

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ハッチョウトンボはオスとメスを簡単に見分けられます。
オスはほとんど全身が真っ赤なのに対し
メスは黄色と黒の縞模様です。
ハッチョウトンボに限らずアキアカネやナツアカネも
このように尻尾を上げて止まる姿をよく見かけます。
太陽の直射日光で体温が上がるのを
出来るだけ避けるためのポーズらしいということを
以前何かのテレビで説明していたことがありましたが
本当のところは本人達に聞いて見なければ
わからないですよね。
今年は7月になるとすぐに現れ8月の上旬頃まで
いたようです(私の写真は7月の中旬)。
今年は最近の中では一番多く現れていたような気がします。
きっと来年もそのかわいい姿を見せてくれることでしょうから
初夏、尾瀬ヶ原に行かれる際は
是非とも見ていただきたい昆虫です。
それだけの価値は十分にありますから。
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国蝶オオムラサキとコムラサキ [昆虫日記]

日本を代表する動植物にはいろいろあって
例えば国鳥はキジ、国花は桜、菊
などといった具合ですが、蝶ではオオムラサキが
一般的に国蝶と呼ばれています。

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ロッジ長蔵近くの古仲の林道に炭焼小屋が
ありますが、その地面には蝶の好きな
養分やミネラルがあるのか、いろんな蝶が
集まってきます。
オオムラサキはアカタテハやエルタテハなど
タテハチョウの仲間ですがタテハチョウの中では
一番大きくなります。
私は長い間図鑑の中でしかその姿を
見たことがなかったので初めて見た時には
その大きさにびっくりしたものです。
アゲハチョウより少し大きいでしょうか。
大きさもさることながらオスの鮮やかな紫色が
目を引きます。
日本では昔から紫色は高貴な色として
受け継がれてきていますのでオオムラサキに対する
イメージもおのずとよくなるというものです。

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タテハチョウの仲間なので地面に止まると
羽を閉じたり開いたりするのですが
今回は十分に開いてくれなかったので
今年、群馬昆虫の森で撮影した、
「どうだ!」と言わんばかりに見事に
全身を見せてくれている写真も掲載します。
昆虫の森ではクヌギの樹液に集まってきます。
結構気が強いのかカナブンやスズメバチ
追い払いながら樹液を吸ったりします。
人間の世界で例えるならば、
気性の荒い貴婦人といったところでしょうか。

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こちらはコムラサキです。
同じタテハの仲間ですが大きさは
オオムラサキよりずっと小さい蝶です。
この蝶はとてもよく地面に止まってくれるのですが、
なかなかじっとしていなくて常にあちらこちらへと
ひらひらするので撮影が難しいです。
オスの紫色もオオムラサキほどの鮮やかさでは
ないのですが個人的にはこちらの紫色のほうが
控えめで風情を感じ、
「ああ、和風だなあ~」と思ってしまいます。
こちらは身軽な和風美人といったところでしょうか。

タテハにはこの他にもルリタテハ、キベリタテハ、
クジャクチョウなどとても美しくて魅力的なものが
います。いずれもロッジ長蔵の周囲でその姿を
確認できるのがうれしいですね。
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ルリボシカミキリ~麗美の極み [昆虫日記]

美しい虫の登場です。

最上級の待遇をさせていただきます。

前回のサシガメとはえらい違いです。

申し訳ないですが仕方ありません。

今日ロッジ長蔵にも飛び込んできてくれました。

ますますもって素敵な虫です。

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ルリボシカミキリは中型のカミキリムシですが

もうそんなことはどうでもよくてとにかく美しいです。

その鮮やかさから切手にも取り上げられています。

虫は苦手という人もルリボシだけは「許す」と言ってくれたりします。

ブローチにいいんじゃない?」といった具合です。

今年はロッジの近くの伐採木置き場でその姿を頻繁に確認できました。

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個人的には触角の黒い部分が抜群だと思います。

アップにしてみるとそこだけ少し丸く膨らんでいてちょっとばかしフサフサしていてなんとも可憐です。

どんな理由でこんな風になっているのか本人のみぞ知るところでしょうが、

いや本人もよくわからずにこんな風になってしまったのかもしれませんが

いやはやなんとも絶妙な姿です。

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今年はどっさりルリボシを観察できました。

だいたいは鮮やかな青色が多いのですが、中には緑がかったものもいます。

写真より実物はより緑色が強く発色していました。

何色と表現していいのかわからないのですが、

一番近いのは以前見た絵の具のターコイズブルーという気がします。

このターコイズも爽やかな感じでとてもいいです。

まあ、とにかく心ときめかせる昆虫に間違いはなく目撃したなら何はともあれ

「ルリボシ万歳」であります。





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サシガメ・・・その怖い奴 [昆虫日記]

サシガメです。刺すカメです。怖そうです。
刺すカメムシの仲間なのでサシガメです。

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カメムシの仲間にはセミやアメンボ等がいます。
みんなよくよく姿を見ると似ています。
普通カメムシは植物の汁を吸っていますが、
このサシガメは刺します。 
何を? 虫を・・・人も。

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写真をご覧下さい。虫を捕まえ注射針のような口で
ブスリと刺してその体液をチューチュー吸っています。
もう既に怖いですね。
人が捕まえるとこの針で刺されることがあるようです。
その際、毒が入ってしまうのでかなり強い痛みを
感じるとのこと。ますますもって怖いです。
ウィキペディアの情報によると外国には
哺乳類、中には人の血を吸うものもいるようです。
あまりの恐ろしさに身震いします。
くわばらくわばら。

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多分、この形体からしてサシガメの幼虫と思われます。
なんだかここまでくると憎たらしい姿をしているように
見えてきます。
テレビ映画に出てくる悪役怪獣のようです。
幼虫ながらも不気味さは親以上を感じさせます。
畑の虫も食べるので考えようによっては
人の役に立っている部分もあるのかもしれませんが、
普通の人にとってはあまり出会いたくない
昆虫であります。
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